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こんにちは。
緒のはなです
今日も今日とてマクラメに使うルースをせっせと磨きます。
1日では大量には作れないので毎日コツコツと作りましょー。
さて、今日のお話は天然石に穴をあけた・ひろげた時にできてしまう
穴の中の白い曇りをどうやって取るか?です。
そもそも、どうして白くなってしまうのかというと
ダイヤモンドビットで削った後は、大きな傷ができている状態。
水で濡れている時は透明に見えますが、乾くと白くなっていきます。
この大きな傷が白い曇りとして見えている訳ですね。
私は水晶ビーズをペンダントやブレスレットのアジャスターに使うのですが
白く曇っているのが気になってしまうのと
穴の中は少しザラザラしているので、絹糸が毛羽立つのを少しでも抑えられればと思い
ツルピカに磨いています。
以前、ブログで書いたのですが…
ダイヤモンドビットで穴を開ける
↓
酸化セリウム&ダイヤモンドペーストで磨く
この方法では、ツルツルにはなりましたが中々理想的には磨けませんでした。
かといって、このままでは満足できない私は
違う方法でできないものかと実験に乗り出した訳です。
ハンドメイドなアクセサリーを作っている方の中にも、自分で穴を開ける方はいるのかな?
こちらでお話している内容は、あくまで個人が調べ自己流で行っている方法となります。
お試しになる場合は、個人で楽しむ範囲で行ってください。
使ったもの
- ポリッシングパウダー(WA研磨剤&GC研磨剤)
- GC研磨剤
- 酸化セリウム
- 細番手ダイヤモンドビット(粒度#320~400)
GC→緑色炭化けい素(グリーンカーボナイト)とWA→白色アルミナという
どちらも金属・樹脂・石材などの研磨に使われる研磨剤です。
翡翠の彫刻をされている方がHPに書かれていたのを参考にしました。
GCはダイヤモンドに次ぐ硬度を保ち、アルミナ系より削る力があるそうです。
そして、細番手のダイヤモンドビット。
いつも私が使っているダイヤモンドビット より粒度が細かいものです。
削り跡をなだらかにする為に使ってみました。
細番手ビットはどのくらい変化があるのか見たかったので今回使ってみましたが
GC・WA研磨剤だけでも大丈夫かと思います。
では、いつものように
穴を拡張するところから始めましょう。
ひろげただけだと、このように白っぽく針が見えません。
細番手ビットで磨いてみました。
白さが少し薄くなったように見えます。
ここから研磨剤です。
竹串にちょこっと研磨剤をつけて、水で溶かしながら磨きます。
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先日購入したドリルチャックを装着してみました。
最初はWA#600
WA#1200
WA#2500
WA#6000
GC#10000
GC#20000
最後に酸化セリウムで磨いてみました。
おまけ
WA#600→WA#1200→WA#2500→WA#6000→GC#10000→GC#20000→酸化セリウム
を
GC#600→GC#1500→GC#3000→WA#6000→GC#10000→GC#20000→酸化セリウム
に変更して磨いてみたところ…
Bigman(ビッグマン) 微粉研磨剤 GCならし 75g #600 新品価格 |
酸化セリウムまで磨きましたが
あまり違いはないように見えますね(´-ω-`)
硬度が高めのものにGC研磨剤を使うことにしましょう。
*追記*(2019/8)
WA研磨剤と使い比べてみて
基本はGC研磨剤を、足りない番手はWA研磨剤を使う事にしました。
まとめ
今回新しい研磨剤を試してみたところ
細かい傷は残りましたが、肉眼では穴の中の曇りはおおかた取れているように見えます。
ツルツルにもできたので、成功かなと思います(*‘ω‘ *)
いかがでしたでしょうか。
どこまでツルピカにするかは個人の好みによるかと思います。
満足するまで磨いてもいいですが
たくさん使うと消耗品費がめっちゃ嵩んでしまうので
どこまでを使うのか見極めねばなりませんね(´-ω-`)
研磨した後は手をよーく洗いましょう!
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