編んで、結んで、時々もふる。

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絹糸と天然石のマクラメ専門店「緒-itoguchi-」のブログです

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イベント用什器をパワーアップ

こんばんわ。

緒店長のはなです。

 

本日はあまりまとまった時間が取れなかったので、研磨・編み作業はお休みしまして

ここしばらく手をつけていなかった

イベント用什器のバージョンアップ計画を進めていました。

 

ディスプレイにはいつも頭を悩ませています…

どうしたら商品を魅力的に見せられるのだろう?

これならぱっと目に留まる?手に取りやすい?

この高さは見る時に体勢は辛くない?

とか。

 

制作するマクラメ作品のイメージも定まってきたこともあり

去年に決めていたディスプレイ(仮)に、もう少し手を加えることにしました。

 

ディスプレイ案(変更前)

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変更あたって決めたこと
  • 手元にある木材をなるだけ生かす。
  • 色合いは商品やネットショップのイメージに合わせる。
  • 高さも出せるように。

 

おおざっぱに完成イメージを書きました。

う~ん…デザイン苦手
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背面ディスプレイ用の棚は、斜面を生かしてマガジンラック風にすることにします。

参考になるものはないかとネット検索してみたところ

むむむ…案外見つからない…

上手くできるでしょうか。

 

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折った新聞紙で新しく取り付ける壁をイメージ。

思っていたより大きかったわ…

なんて時も新聞紙を折り直すだけなので簡単です。

おすすめですよ。

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手前のスペースには小さいピアス用トレーを置きましょうか。

淡い色のアクセサリーが多いので

白っぽいトレーに並べるとぼやっとしてしまいがちです。

以前ギフトフェアで使っていた黒いウレタンスポンジをはめ込んで

くっきり見えるようにしてみました。

 

 

イベントに参加して、ディスプレイについて思ったこと…

大きめな棚を使ってみる?

棚の8割程は作品やショップカード等で埋めておかないと

とても寂しげなディスプレイになります。

あえて余白スペースを作っている方もいますが、私にはちょっと難しい。

 

小物を扱う方は気を付けた方がいいですね。

私は失敗しました。

本当にスカスカで残念に見えます。

 

トレーを使ってみる?

スペースを埋めるのに小さいトレーで区切ってみるのもいいと思います。

ただ、多すぎるとゴチャついてアクセサリーが目立たない…

なんてことにもなるのでお気をつけを…

私は失敗(以下略

 

要するにバランスが大事なようですね。

センスがない私には辛いところ!(*‘ω‘ *)

 

他の出店者さんを見てみると

出店スペースに合わせた小さめの棚を2、3コ作っておき

小物と合わせてイベント毎に組み換えていましたね。

また飾り方が上手いんですよねこれが。

 

センスがないのならば(←私)

素敵なディスプレイを見て勉強だ(*‘ω‘ *)

天然石にあけた穴の白い曇りをとってみよう Ver.2

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こんにちは。

緒のはなです

今日も今日とてマクラメに使うルースをせっせと磨きます。

1日では大量には作れないので毎日コツコツと作りましょー。

 

さて、今日のお話は天然石に穴をあけた・ひろげた時にできてしまう

穴の中の白い曇りをどうやって取るか?です。

 

そもそも、どうして白くなってしまうのかというと

ダイヤモンドビットで削った後は、大きな傷ができている状態。

水で濡れている時は透明に見えますが、乾くと白くなっていきます。

この大きな傷が白い曇りとして見えている訳ですね。

 

私は水晶ビーズをペンダントやブレスレットのアジャスターに使うのですが

白く曇っているのが気になってしまうのと

穴の中は少しザラザラしているので、絹糸が毛羽立つのを少しでも抑えられればと思い

ツルピカに磨いています。

 

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以前、ブログで書いたのですが…

ダイヤモンドビットで穴を開ける

酸化セリウム&ダイヤモンドペーストで磨く

 

この方法では、ツルツルにはなりましたが中々理想的には磨けませんでした。

nyankoubou.hatenablog.com

 

かといって、このままでは満足できない私は

違う方法でできないものかと実験に乗り出した訳です。

 

ハンドメイドなアクセサリーを作っている方の中にも、自分で穴を開ける方はいるのかな?

 

こちらでお話している内容は、あくまで個人が調べ自己流で行っている方法となります。

お試しになる場合は、個人で楽しむ範囲で行ってください。

 

 

使ったもの


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GC→緑色炭化けい素(グリーンカーボナイト)とWA→白色アルミナという

どちらも金属・樹脂・石材などの研磨に使われる研磨剤です。

翡翠の彫刻をされている方がHPに書かれていたのを参考にしました。

GCはダイヤモンドに次ぐ硬度を保ち、アルミナ系より削る力があるそうです。


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そして、細番手のダイヤモンドビット。

いつも私が使っているダイヤモンドビット より粒度が細かいものです。

削り跡をなだらかにする為に使ってみました。

 

細番手ビットはどのくらい変化があるのか見たかったので今回使ってみましたが

GC・WA研磨剤だけでも大丈夫かと思います。

 

では、いつものように

穴を拡張するところから始めましょう。

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ひろげただけだと、このように白っぽく針が見えません。

 

細番手ビットで磨いてみました。

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白さが少し薄くなったように見えます。

 

ここから研磨剤です。

竹串にちょこっと研磨剤をつけて、水で溶かしながら磨きます。

SK ポリッシングパウダー WA#600

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先日購入したドリルチャックを装着してみました。

nyankoubou.hatenablog.com

 

最初はWA#600

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WA#1200

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WA#2500

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WA#6000

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GC#10000

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GC#20000

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最後に酸化セリウムで磨いてみました。

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おまけ

WA#600WA#1200WA#2500→WA#6000→GC#10000→GC#20000→酸化セリウム

GC#600GC#1500GC#3000→WA#6000→GC#10000→GC#20000→酸化セリウム

に変更して磨いてみたところ…

Bigman(ビッグマン) 微粉研磨剤 GCならし 75g #600

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酸化セリウムまで磨きましたが

あまり違いはないように見えますね(´-ω-`)

硬度が高めのものにGC研磨剤を使うことにしましょう。

 

*追記*(2019/8)

WA研磨剤と使い比べてみて

基本はGC研磨剤を、足りない番手はWA研磨剤を使う事にしました。

 

nyankoubou.hatenablog.com

 

 

まとめ

今回新しい研磨剤を試してみたところ

細かい傷は残りましたが、肉眼では穴の中の曇りはおおかた取れているように見えます。

ツルツルにもできたので、成功かなと思います(*‘ω‘ *)

 

いかがでしたでしょうか。

 

どこまでツルピカにするかは個人の好みによるかと思います。

満足するまで磨いてもいいですが

たくさん使うと消耗品費がめっちゃ嵩んでしまうので

どこまでを使うのか見極めねばなりませんね(´-ω-`)

 

研磨した後は手をよーく洗いましょう!

 

 

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BASEショップとCreemaショップで販売中。

BASE ⇒ https://itoguchi.thebase.in/

Creema ⇒ https://www.creema.jp/c/nyankoubou

 

 

ミニルーター用ドリルチャックを使ってみた

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こんにちは。

緒のはなです

 

天然石ビーズにはテグスが1本しか通らないような、極端に小さい穴のものがよくありますよね。

石の硬さにもよりますが、大体はルーターでビーズ穴をひろげて使っています。

 

ですが…削っただけでは穴の中が白く曇ってしまい、透明な石だと気になってしまいます。

少しザラザラしているのでマクラメ等紐を使う場合は、早めにボサボサになっていくことも。

 

なんとかしようと、竹串を削った竹串ビットと研磨剤を使って磨いていました。

nyankoubou.hatenablog.com

 

ただ、ちょっと困ったこともありまして…

私が愛用しているルーターで使えるビットの太さは3mm軸。

スリーブコレットというパーツを使うと2.35mm軸のものも使えます。

 

太さ3mmの竹串の中にも、若干細いものも結構混ざっているので

数少ない3mmのものを探すか、細いものにテープを巻いて太さを調節して使っていましたが…

やはり高速で回転していると、段々とテープがよれてきてしまいます。

テープが原因でルーターが故障してしまったもんなら、制作に大打撃ですね。

 

そこで!

この困った状況を解決すべく

ニューアイテム・ドリルチャック を購入してみました。
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軸の太さは2.35mm。

0.3~4mmのものが掴めるそうです。


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普段使っているダイヤモンドビットと比べて軸が短いです。

ドリルチャックの軸の長さは約2cmでした。

 

Amazonで販売している中には、お値段が安いものもありますが

海外発送のものは配達日数が長かったり、発送の際に追跡番号が無い場合もあります。

発送されてから到着までが長くて約3週間かかる場合もあるそうですよ。

直ぐに必要な方、私のようにちゃんと届くか心配な方(笑)は国内で販売していて、追跡番号がある発送方法のお店で買ったほうがいいかもですね

 

 

レビューでは作りが雑、強度が低い、頭が重く軸がブレてしまう等ありました。

商品の当たり外れが激しい感じですね。

私が購入したものは、今のところ作りに問題ありません。

多少ブレはありますが、低速で磨くぶんには使えています。

でも、高速回転させると軸ブレがひどくなる、壊れてしまうとの報告がありましたので

正確に削る・穴を開ける、高速回転させて使うとなるとダメかなぁ。

他に良い商品がないか探してみようと思います。

 

 *追記*(2019/6)

使って半年ほどで軸を回しても竹串等をつかむ部分の"爪"が動かなくなりました。

ぐぬぬ

今はこちらのドリルチャックを使っています。

1年使ってみたところ問題なく使えています。

リリーフ(RELIFE) 精密ミニドリルチャック 0.3~3.2mm 29071

*追記*(2020)

爪が動かなくなったドリルチャック初号機は糸撚り専用に使っています。

nyankoubou.hatenablog.com

 


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ルーターが思っていたよりも長くなりました。

普段より先端部分を持った方が安定するかな…?

作業に戻ります。