こんにちは。
緒-itoguchi-のはなです。
こちらは「マクラメ編みをやってみて、つまずきやすかったり・困りがちなことを書いてみた」シリーズです。
私なりの方法ではありますが、マクラメを編んできた経験がお役に立てれば幸いです。
私は上手くできたけれど、人により合う・合わないがあるかと思いますので
もし、上手くいかないようでしたら
こちらの方法を参考に、ご自身にぴったりな方法を探してみてくださいね。
私のマクラメ経験を元にしていますので、アクセサリーなど細かなものを作る想定でお話しております。
プラントハンガーやタペストリー、バッグなどの大物を作る場合は当てはまらないこともありますので、予めご了承ください。
長文になってしまったので、目次から知りたい項目のところにジャンプしてください。
同じようにやっても綺麗に編めない…
あれ?おかしいな?
編み方の本や動画を見つつやってみたけど綺麗に編めない…
初めたばかりの頃にぶつかってしまう壁ですね。
編む時に押さえておく基本ポイントは
・糸を引き締める力加減は一定に
・芯糸がたるまないようにピンと張りながら
…なんですが
引き締める時の力加減も、ピンと張る加減も、実際に何回も編んでみて感覚を掴むしかなかったりします(ちょっと!)
なので、その感覚を掴むお手伝いができたらなと
上手くいかない原因を考えつつ、私が編む上で気をつけているポイントをご紹介していきたいと思います。
悩みその➀ 編み目がゆるくなってしまう
まずは、編み目がゆるくなってしまう原因について考えてみましょう。
マクラメを始めた初心者の方にとってあるあるの悩みですね(私も経験済)
原因としては…
単純に糸の引き締めが足りていない場合が多いかと思います。
力加減が分からず恐る恐る芯の糸にまとわせるくらいの力で編んだりしていませんか?
ワックスコードを使った場合、糸をコーティングしているワックスのおかげで良い感じにくっついてくれるので
余程ゆるくなければ、そこまで困ることはないのですが(好みもあります)
それでも、ゆるい編み目は完成した時にフカフカと浮いてしまいますし
糸を引っ張った時にゆるみの分隙間ができ、編み目が動いてしまうので
できるだけキュッとしっかり編むのがおすすめです。
まずは、編み目がゆるいかどうかチェックしてみましょう。
☑巻きつけた方の糸を触ると動きますか?
☑編み目を触った時に巻きつけた糸がフカフカ浮いてしまっていますか?
もし、当てはまるようなら
下記のポイントを気を付けつつ、ちょっと編んでみましょう。
巻き結び、タッチング結び共に
芯糸に2回糸を巻きつけることで、1つの編み目ができあがります。
基本ポイントも頭におきつつレッツトライ!
・糸を引き締める力加減は一定に
・芯糸がたるまないようにピンと張る
巻き結びの場合
➀芯糸に1回目を引っ掛ける
→引っ掛けた糸をある程度引き締めておきます
この時は完全に締めなくても大丈夫です
②2回目を引っ掛ける
→2回目に引っ掛けた糸を引き締める前に
1回目に引っ掛けた糸をしっかり締め直し、空いている指で動かないように押さえます
➂2回目に引っ掛けた糸を引き締める
→1回目に引っ掛けた糸が動かないように気を付けつつ
糸を引っ張る手の親指の爪(やりにくいようなら別の指でもOK)を編み目に押し付けながら、2回目に引っ掛けた糸を引き締めていきます
いきなりギューッと引っ張らず、糸の締り具合を見ながら徐々に引き締めていくのがポイントです
タッチング結びの場合
➀芯の糸に1回目を引っ掛け、締める
→タッチング結びはライン状に編む時によく使うかと思います
空いている指が壁になるように編み目を支え
糸を引っ張る手の親指の爪(やりにくいようなら別の指でもOK)を編み目に押し付けながら、糸を引き締めていきます
完全に引き締めてしまって大丈夫です
いきなりギューッと引っ張らず、糸の締り具合を見ながら徐々に引き締めていきましょう
②2回目を引っ掛け、締める
→指は引き続き支えたまま同じように糸を引き締めます
力加減が分からない時は
糸の締り具合を目で確認しつつ加減を調整していくと良いかと思います。
悩みその② 編み目が揃わない
編めるようになるとやはり見た目も気になってきてしまいますね。
編み目が揃わない原因としては…
基本である編む力加減を一定に…ができていない場合が多いのですが
その他にも編み目が揃わない時は
・ひとつ前の編み目が変形している
・芯糸の向きが定まっていない
・自分の苦手な向き
・手が疲れている
…といった状態になっているかもしれません。
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
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まず、ひとつ前の編み目が変形しているについて。
糸を引き締めすぎると編み目が変形してしまいます。
芯糸と巻きつける糸が逆転…芯糸が表に出てきてしまった状態ですね。
変形した編み目をそのままに続きを編んでしまうと、次の段にも影響が出てきてしまいます。
このような場合は、糸を傷めないようにほどいてやり直しましょう。
やり直しができるのもマクラメの良いところですね。
※何度もやり直しすると、糸にクセがついて編みにくくなったり、糸が切れやすくなってしまうのでお気を付けて。
✾気をつけているポイント✾
糸を引き締めすぎない。
編み目の形が崩れたら、そっと優しくほどいて編み直す。
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次に、芯糸の向きが定まっていないについて。
意外と芯糸の向きも大切になってきます。
特にひし形やラインを描くように絡めて編む時は、編み終わりの位置を意識して編んでみましょう。
✾気をつけているポイント✾
デザインをイメージしながら、芯糸の向きをしっかり意識して編む。
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続いて、苦手な向きについて。
私の利き手は右でして、左から右に向けて編み進めるのがちょっと苦手です。
(左から右か、右から左か、どちらが苦手かは人によりけり)
編みにくいなと思ったら、モチーフ自体を回転させてみて
少しでも編みやすい向きを探してみてみましょう。
モチーフが動かないようにガッチリ固定するのもポイントです。
✾気をつけているポイント✾
モチーフ自体を編みやすい方向に回転、しっかり固定、いつもより丁寧に編む。
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最後の、手が疲れているについてはそのままですね(笑)
そんなに力を入れていなくても、糸を持ち続けていると意外と疲れてきます。
私も夢中になり過ぎて5〜6時間編み続けた時は
お箸を持っても、掴んでいる感覚がなくなっているなんてこともしばしば。
まだ編んでいたい気持ちをぐっとこらえて、思い切って半日から1日お休みしてみましょう。
お休みしただけで、あんなに苦戦していたのがウソのようにスルスル編めることもあります。
✾気をつけているポイント✾
潔く手を休める!!
悩みその➂ 編み目と編み目の間に隙間ができる
編み目と編み目の間に隙間ができる…なんてことはありますか?
あえて隙間を生かすデザインにしてしまうという手もありますが
どちらにしてもコントロールできるに越したことはありません。
原因として考えられるのは…
・編み目にゆるみがあり、糸を引っ張った時にゆるみの分が隙間になってしまった
・糸を引き締める時に編み目が動いてしまい、隙間ができてしまった
が多いかな思います。
"悩みその➀ 編み目がゆるくなってしまう"の私が気を付けているポイントを参考に編んでみてください。
いかがだったでしょうか?
少しでも参考になったら嬉しいです。
最初は難しくても繰り返し編むことで段々編めるようになってきます。
基礎練習を沢山こなすのも良いですが、ひと作品完成させるのも大事ですよ。
全体を見て、今現在どういうところが苦手なのかも分かりますし
何より自分でも作ることができた!という気持ちが、次の制作に繋がっていくと思います。
▼基礎練習に疲れちゃった時にどうぞ
▼失敗したことも含めた試行錯誤したこと、制作過程のことなど、ひっそりお話しています
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それでは、良いマクラメライフを!
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